毎日私達を楽しませてくれる
【おかあさんといっしょ】の人形劇。
今回は、そんな人形劇の11代目を務めた
『モノランモノラン』についてまとめました！
などなどについて解説しています！
初代～10代目人形劇については
下記リンクをご覧ください！
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目次
11代目人形劇は『モノランモノラン』！
11代目の人形劇は、
『モノランモノラン』です！
8代目『にこにこぷん』が10年半、
9代目『ドレミファ・どーなっつ！』が7年、
10代目『ぐ～チョコランタン』が9年
と、1982年からの27年間、
ずっと人形劇はロングランが続いていたため、
11代目『モノランモノラン』が
たった2年で終了した時は、
びっくりした人も多かったのではないでしょうか…
（短期間で終了した理由については後述しています）
架空の動物の小鬼がメインキャラクター
メインキャラクターは
3人の架空の動物の小鬼たちです。
前作の『ぐ～チョコランタン』も
メインキャラクターは架空の生き物だったので、
2作連続架空の生き物が
メインキャラクターを務めたことになりますね！
舞台は物が喋る「ものものランド」
『モノランモノラン』の舞台は、
長く使用されることで喋るようになった「もの」の町
「ものものランド」です。
そう、『モノランモノラン』では、
物まで喋っちゃいます！
メインキャラクターたちは、
常に持ち歩いている「もの」があるので、
相棒のようになっており、
「もの」と喧嘩とかしたりします。
私子供の頃、
めちゃくちゃお気に入りの犬のぬいぐるみがあって、
「ミルフィー（犬のぬいぐるみにつけた名前ｗ）が
動いてくれないかな～」なんて毎日思っていました。
あの頃の私を「ものものランド」に
連れて行ってあげたい……！！！！笑
キャラクター達の特徴＆性格
『モノランモノラン』に出てくるキャラクター達には、
どんな特徴があるのでしょうか？
キャラクター達の特徴や性格について
まとめました！
メインキャラクター
メインキャラクターは、前述したとおり
架空の動物の小鬼たちです。
それぞれ神様の子供や孫で、
自身も神様になるために
必死に修行をしています。
ライゴー
本作の主人公。
雷神の孫。男の子。
純粋でとっても優しい心の持ち主です。
一人称は「僕」。
全体的なカラーはオレンジと黄色。
オレンジの体に、
黄色い髪・眉・ズボン（？）。
上半身の服の部分と靴は灰色で、
服には雷の絵が描いてあります。
耳はピンク色でハートのような形をしています。
●性格
・食いしん坊
・のんびり屋
・優柔不断
・我慢強い
基本的にのんびりしています。
急ぐと逆に時間がかかるという
厄介なところもあります。笑
植物と会話が出来るという
特殊な能力を持っています。
じゃんけんが弱く、
体力も低いライゴーですが、
突然他人にはできないような事を
いとも簡単にこなす、という
天才的な面を持っています。
修行に使う道具は、
雷をおこす「ゴロゴロ太鼓」。
スイリン
水神の娘。一人称は「わたし」。
全体的なカラーは、
黄色・赤・水色。
黄色い体で赤い服を着ています。
服には雫の絵が７つ書かれています。
首元と靴は水色で、
髪の毛は水色とピンクのしましま。
角は2本で、赤と白のしましまです。
丸い目の周りとまつげがぐるっと一周囲っていて、
アップで顔を見ると、
毛虫やひっつきむしを連想してしまったりしなかったり…
●性格
・しっかりしている
・面倒見が良い
・お姉さんタイプ
・平和主義
・真面目
・おせっかい
・負けん気が強い
・怖がり
・明るく元気
・綺麗好き
メインキャラクター3人の中で、
まとめ役的存在です。
喋り方に特徴があり、
語尾に「〇〇いくぞー！」「〇〇するぞー！」「〇〇やるぞー！」
をつけて喋ります。
気分が良い時は、語尾に「ルンルン♪」をつけます。
驚くと「ギョギョ！」と言い、
大嫌いなカエルと見ると
「ギョベベベ～！」と言います…ｗ
修行に使う道具は、
雨を降らす「ザーザー如雨露」。
プゥート
風神の孫。男の子。
一人称は「おいら」です。
全体的なカラーはピンクと青。
ピンクの体に、
青い髪・鼻・服・靴。
角・服の腹部・靴の詩首の部分は、
水色・赤・黄色の縞々になっています。
●性格
・あわてんぼう
・落ち着きがない
・思い立ったらすぐ行動
・負けず嫌い
・目先の事で突っ走る
・風のように元気！！
じゃんけんがとても強く、
逃げ足が速いプゥート。
主人公のライゴーと何もかもが正反対ですね。
修行に使う道具は、
風邪を起こす「ヒューヒュー袋」。
修行の道具たち
メインキャラクターたちの紹介で、
それぞれのキャラクターが使用している道具について
記載しましたが、
道具たちについて
少し掘り下げいきましょう！
ゴロゴロ太鼓
ライゴーが使用するでんでん太鼓。
一人称は「僕」。
口癖は「どこどん」。
「雷鳴れ鳴れ、ゴロゴロ太鼓！」の掛け声で雷を鳴らします。
性格は、前向きでせっかち。
のんびり屋のライゴーとは
テンポが合わないことがしばしばあります。
ザーザー如雨露（じょうろ）
スイリンが使用する如雨露。
一人称は「わたし」
口癖は「ジョジョ」。
「雨よ降れ降れ、ザーザー如雨露！」の掛け声で、
雨を降らせます。
性格は、気が強くやかましい。
スイリンとはよくケンカになりますが、
すぐに仲直りします。
ヒューヒュー袋
プゥートが使用する袋。
一人称は「おれ」。
口癖は「フッ」「ヒュー…」。
「風よ吹け吹け、ヒューヒュー袋！」の掛け声で
風を吹かせる。
温かい風を吹くこともできます。
元々は風神が使用していました。
「人間界に行きたい！」という願望があり行ってみたものの、
人間界では”ただのビニール袋”として扱われたため、
ものものランドに戻ってきました。
買い物袋にするなど、本来と異なる使われ方をすると、
めちゃくちゃ嫌がります。
モノランモノランは【おかあさんといっしょ】の黒歴史！？
『モノランモノラン』が2年という短すぎる期間で
放送が終了になった理由について、
NHKは何も言及していませんが、
実は色々な噂があります。
その噂について、少しお話したいと思います！
キャラクターデザイナーともめた
一番有力だと言われている噂です。
『モノランモノラン』のキャラクターデザインをされた方が、
著作権等に細かく、NHK側に色々と制限がかかり
『モノランモノラン』を使いづらかったそうです。
あくまで噂ですが、
ありえそうな理由ですね…
色使い・設定の問題
『モノランモノラン』のキャラクターたちは、
かなりのビビットカラーです。
そのビビットカラーがしましまになっている部分も多く、
少し目がチカチカするようなデザインになっています。
その色使いが「子供向けではない」という
視聴者からの意見が多かったこと。
更に、
”修行”というテーマも
3歳児には理解しがたく、
「子供が物語を楽しめない」という
ご意見もかなり多かったそう。
ここまで変えようのないところを
グサグサ突かれてしまうと、
人形劇自体を変更するしか道はないように思えますね…
まとめ
放送期間が極端に短かったり、
黒歴史だと言われてしまっていたり、
他の人形劇とは少し違った『モノランモノラン』。
放送終了後は、
他番組への出演も一切していません。
いつか【おかあさんといっしょ】のスペシャルなどで、
ライゴーたちに会える日がきたらいいですね！
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました！
