毎日私達を楽しませてくれる
【おかあさんといっしょ】の人形劇。
今回は、そんな人形劇の10代目を務めた
『ぐ～チョコランタン』についてまとめてみました！
などについて解説しています！
初代～9代目の人形劇については
下記リンクをご覧ください！
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目次
10代目人形劇は『ぐ～チョコランタン』！
10代目の人形劇は、
『ぐ～チョコランタン』です！
ぐ～チョコランタンは、
「子供の頃見ていて覚えてる！」
なんて方も多いのではないでしょうか？
割と記憶に新しい人形劇です。
放送期間も9年間ととても長いので、
かなり多くの子供達の記憶に残っていることでしょう。
放送された期間は、
10年半放送された『にこにこぷん』に次いで2位です。
かなり人気のある作品です。
『ぐ～チョコランタン』は放送が始まる前から既に放送が始まっていた！
『ぐ～チョコランタン』は、
2000年4月から放送が始まりましたが、
実はその前年の1999年度から放送されていました。
といっても、
『ぐ～チョコランタン』として放送されていたわけではなく、
登場していたのもスプーとガタラットのみです。
1999年度は、まだ前作の『ドレミファ・どーなっつ！』が
人形劇のコーナーで放送されており、
スプー達は「スプーとガタラット」という
ミニ人形劇コーナーとして放送されていました。
このミニ人形劇「スプーとガタラット」は、
『ぐ～チョコランタン』のプロローグとなっていて、
スプーとガタラットの出会いから、
他の3人のメインキャラクター達と出会うまでの間の
ストーリーになっています。
架空の生き物がメインキャラクターになるのは『ぐ～チョコランタン』が初めて
初代～9代目の人形劇は、
動物がモチーフになっているキャラクターがほとんどで、
唯一動物じゃなかった『とんちんこぼうず』は
人間がメインキャラクターでした。
つまり、9代目までの人形劇は、
動物か人間しかメインキャラクターを務めていなかったのです。
ぐ～チョコランタンは、
メインキャラクター全員が
架空の生き物。
そして皆すぐに愛着の湧く可愛さ。
このことは、
『ぐ～チョコランタン』が、
かなりの人気があった理由の
一つなのかもしれませんね。
メインキャラクターたち
メインキャラクターは、
前述したとおり着ぐるみ4人＋棒人形1人の
計5人です。
彼らは
どんな特徴や性格だったのでしょうか？
スプー
主人公。
黄色い体で、お腹に緑の横線が3本入っています。
耳は白で、緑の帽子をかぶっています。
年齢は3歳。
一人称は「僕」です。
「パピラプス」という魔法のラッパを持っていて、
吹くと不思議な事が起こります。
●性格
・食いしん坊
・のんびり屋
・臆病
・恥ずかしがり屋
・昼寝が大好き
苦手なものは、じゃんけんとしりとり。
どちらも苦手すぎて、
何回やっても負けちゃいます。笑
好きな食べ物はバナナ。
しょうこおねえさんが話題を呼んだ
”スプーの絵描き歌”でも、
「バナナが好きなのだれだっけ～？」という歌詞が
ありましたね！
この歌を聴くと、
しょうこお姉さんのあの恐ろしいスプーが
瞬時に頭に浮かぶのは私だけじゃないはず…
アネム
メインヒロイン。
ズズの姉。
一人称は「あたし」。
オレンジ色の体をしていて、胸元だけ黄色になっています。
大きなツインテールのような耳をしていて、
色は濃いピンク（紫に近い）です。
くちばしのような形の白い口をしていて、
白い帽子をかぶっています。
常に肩から下げているポシェットは、
お父さんから貰ったもの。
●性格
・わがまま
・自己中心的な時もある
・目立ちたがり屋
・オシャレが大好き
リーダー的存在のアネム。
アイドルになるのが夢なんだとか。
ジャコビから想いを寄せられていますが、
気にも止めていません。
お父さんは船乗りで、
長期間家に戻らないそうです。
お父さんに貰ったポシェットを常につけているのは、
お父さんに会えない寂しさからかもしれませんね。
ズズ
女の子。
アネムの妹です。
一人称は「ズズ」。
え…？
妹……？
ズズが男の子だと思っていたのは
私だけでしょうか…？
周りより少し年齢の低い男の子なんだと
思っていました…
そんなズズの見た目は、
黄緑色の身体で、体の下の方は白色です。
首元は黄色くなっていて、
口はアネム同様白く、白い帽子をかぶっています。
白い帽子をかぶっていて、
耳はふちだけアネムと同じ紫に近い濃いピンク。
内側は白色です。
●性格
・しっかり者
・幼い割に冷静
・泣き虫
小さくて幼い見た目で頼りない喋り方のズズですが、
意外としっかりしていて、
感情的になりやすい姉のアネムを窘めたりすることもあります。
姉妹仲は良好で、いつもお互いに助け合っています。
怒ると「ニャニャニャ…」と言いながら回転し、
”ニャニャニャハリケーン”という竜巻を起こします。
”虫や動物と話せる”という特殊能力を持っています。
ジャコビ
男の子。
アネムの友人で、３兄弟の末っ子です。
一人称は「僕」。
茶色い大きな体で、
頭頂部に紫色の髪の毛（？）が生えています。
耳の先は赤と紫になっていて、
大きな口と鋭い目が特徴です。
●性格
・熱血漢
・ドジ
・おっちょこちょい
・お調子者
・頑張り屋
・寂しがり屋
大きな体や鋭い目つきから、
”いじわるなガキ大将”のような印象を受けるジャコビですが、
実際はドジでおっちょこちょいな寂しがり屋という
激しい萌えギャップをお持ちです。
アネムに想いを寄せていて、
度々気を引こうと頑張りますが、
毎回空回りをして終わります。
家は「ジャコビ飯店」というお店を経営しており、
ジャコビも配達のお手伝いなどをしています。
太鼓が大の得意で、
本作の舞台の町「チョコランタン」で行われる太鼓大会で
毎年優勝するほどの腕前を持っています。
ガタラット
元伝説の勇者。
推定年齢200歳。
一人称「わし」。
元勇者だったのか…
これまた知りませんでした…
ただのうるさいおじいさんだと思ってました（おい）
水色の身体に白い耳・眉毛・鼻・ひげ。
赤い帽子に赤い服というサンタさんのような恰好をしています。
ガタラットは、普段は態度がでかくおどけていますが、
スプーたちが幼さゆえ、行き過ぎた行動をしている時は、
きちんと厳しく叱ります。
ただ態度がでかくうるさいだけでなく、
しっかりと保護者のような役割も果たしています。
200歳とはいってもやはり元伝説の勇者、
道着を着てジャコビを投げ飛ばしたり
瓦を割ったりと、まだまだ力は衰えていません！
変装してもすぐ見破られてしまったり、
下手なシャレを言って周りを白けさせたり、
おちゃめな面もあります。
かなり豊富な知識があり、
生き字引的な存在です。
だてに200年生きてない！元伝説の勇者！！！
他コーナー・他番組への出演はスプーのみ
7代目人形劇『ブンブンたいむ』や
8代目人形劇『にこにこぷん』は、
人気さゆえにメインキャラクター3人で、
他番組に何度も出演していました。
しかし、『ぐ～チョコランタン』も人気作なのですが、
出演するのは基本スプーのみです。
なんとエンディングに現れるのもスプーのみ！
6 代目人形劇『ゴロンタ劇場』から、
エンディングはメインキャラクターの着ぐるみたちが全員出てきて、
子供達と触れ合うのが定番になっています。
しかし、『ぐ～チョコランタン』時代のエンディング
「スプラッピ・スプラッタ」では、
スプーのみしか出てきません。
理由としては、
『ぐ～チョコランタン』が始まる前年の
1999年度の1年間、ミニ人形劇で『スプーとガタラット』が
放送されていたことを前述しましたが、
その頃からエンディングは「スプラッピ・スプラッタ」になっており、
『スプーとガタラット』ではアネム・ズズ・ジャコビが
出てきていなかったので、当然エンディングに現れるのは
スプーのみでした。
（ガタラットは棒人形のため出演せず）
その関係上、
『ぐ～チョコランタン』の放送が始まり、
メインキャラクターの着ぐるみが4人になっても、
『スプーとガタラット』時代と変わらず
スプーのみの出演だったのではないかと言われています。
エンディングは、
4人のおにいさんおねえさん＆
たくさんの着ぐるみたちが
子供達とワイワイしているのが
見どころでもあります。
スプー1人だけだと、
ちょっと寂しい感じもしますね。
他コーナー・他番組へのゲスト出演もスプーのみ
スプーは、
『ぐ～チョコランタン』の放送が終了するまでは
【おかあさんといっしょ】内の他コーナーにも
出演していました。
（スタジオの歌や日替わりコーナーなど）
そして、
『ぐ～チョコランタン』の放送終了後は、
他番組に多数出演し、
レギュラー番組までありました。
その出演数は、
『にこにこぷん』に次ぐ多さだとか。
しかし、この出演も全てスプーのみ。
この理由については、
分かりません。笑
なぜなんでしょう。
スプー1人が人気を独占していたのでしょうか？
いつか理由が知りたいものです。
まとめ
いかがでしたか？
放送期間が長く、
かなりの人気があった『ぐ～チョコランタン』。
放送開始前年からプロローグが放送されたり、
架空の生物がメインキャラクターを務めたり、
番組初の試みがたくさんありました！
人形劇以外での出演がスプーのみの謎は、
いつか絶対突き止めてみせます！
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました！
