毎日親も子も楽しく明るい気持ちにさせてくれる【おかあさんといっしょ】。
そんな【おかあさんといっしょ】をメインとなって支えているのが、
うたのおにいさん&おねえさん。
今回は、そんな歴代のうたのおにいさんについてお話したいと思います!
現在(2020年6月現在)のうたのおにいさんは、花田ゆういちろうさん。
ゆういちろうお兄さんは、12代目のうたのおにいさんになります。
今まで11人ものおにいさんが子供たちに歌を届けてきてくれました!
うたのおにいさんが初めて登場したのは、1971年です。
1970年代、番組を支えたうたのおにいさんたちは、
一体どんな人たちだったのでしょうか?
1人ずつご紹介します!
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目次
初代 田中 星児
初代 歌のお兄さんは、田中 星児さんです。
8代目うたのおねえさん森晴美さん(8代目のうたのおねえさんは2人いて、森晴美さんが1日後に就任しているため、9代目と言われる場合もある)の卒業後、
代わって就任したのが田中星児さんです。
最初の半年間は、8代目うたのおねえさん斉藤昌子さんと、
その後2年間、10代目うたのおねえさん小鳩くるみさんと一緒に歌を歌いました。
そして、小鳩くるみさんが卒業すると、
代わりのうたのおねえさんが同時に2人就任しました。
11代目うたのおねえさん斉藤伸子さんと松熊由紀さんです。
2年間3人で歌を届けていましたが、その後更にもう一人うたのおにいさん(水木一郎さん)が増えます(誰も卒業していないのに…)
そして、2代目うたのおにいさん水木一郎さんが就任してから1年後、
田中星児さんは卒業されます。
5年半の間に、
5人ものうたのおにいさんおねえさんと一緒に
歌を歌ってきたんですね!
歴代のうたのおにいさんおねえさんの中で、
5人もの人と一緒に歌を歌ったのは田中星児さんだけです!
音楽一家に生まれる
ご両親は音楽教師なんだそうです。
小さな頃から、音楽をするには恵まれた環境だったんだとか。
それが功を奏したのか、
田中星児さんは学生時代から、
歌のオーディションやのど自慢大会で目立ちます。
大学在学中の1966年、TBSの【ナショナル10人抜きのど自慢】で優勝。
更に2年後の1968年には、NHKの【NHKのど自慢全国大会】の
ポピュラーの部で優勝しています。
そのほかにもシャンソンコンクールで入賞したりと、
とにかく優勝入賞!
大学生でここまで評価されるのはすごいですよね!
そして、これらの経歴で歌唱力が話題に。
その結果、1970年にNHKの音楽番組である「ステージ101」のレギュラーの座を獲得します。
そして、その翌年に【おかあさんといっしょ】に
初代うたのおにいさんとして就任します。
初代うたのおにいさんにふさわしい、
素晴らしい経歴の持ち主の方ですね!
代表曲は『北風小僧の寒太郎』
代表曲は、誰もが知っている名曲『北風小僧の寒太郎』です。
冬になると毎年番組内で流れていますよね。
あの冬の定番曲を一番最初に歌ったのは、
初代うたのおにいさんである田中星児さんだったんですね。
卒業後も子供に関わる仕事を続けている
卒業後はNHKの「みんなのうた」の歌の担当をされたり、
CMやテレビ番組、映画出演など、多岐に渡って活動されていました。
現在は、子供向けのコンサートや曲作りを中心に
活動されているそうです。
2代目 水木 一郎
2代目うたのおにいんさんは水木一郎さんです。
水木一郎さんは、誰かが卒業して代わりに就任されたわけではなく、
うたのおにいさんが1人・うたのおねえさんが2人いる状態の時に
突如就任されました。
その時のメンバーは、11代目うたのおねえさんである斉藤伸子さんと松熊由紀さん・初代うたのにいさんである田中星児さんでした。
その4人で3年間歌を届け、なんと4人全員同時に卒業します。
番組史上初であり、以降一度もない事件です。
うたのおにいさん就任前から歌手活動をしていた
水木一郎さんのご実家は、レコード店を経営されています。
そのため、幼少期から音楽と触れ合って育ってきたそうです。
音楽に恵まれた幼少期を過ごしている点は、
田中星児さんと一緒ですね!
16歳の時、ジャズ喫茶で開催されたコンクールで優勝したことをきっかけに、
本格デビューを果たします。
翌年には、作曲家の和田香苗さんの門下生になり、
歌謡曲歌手としてレコードデビューを果たします。
しかし、レコードはなかなか売れず、マネージャーとの関係も上手くいかず、
一度歌手から退いてしまいます。
その後、1971年にアニメ「原始少年リュウ」のOPである
『原始少年リュウが行く』を歌唱したことをきっかけに、
アニメソングを中心に活動するようになります。
アニメソング歌手になって、最初の4年間で150曲も発表されたそうです!
驚異的な数ですね…!!
その後、アニメソングを歌いつつ、うたのおにいさんに就任されたそうです。
アニメソング界の帝王と言われている
1970年代から1980年代にかけて、ささきいさお・子門真人・堀江美都子らと共に
ほとんどのアニメ主題歌や挿入歌を歌ってきた水木一郎さん。
堀江美津子さんが「アニメソングの女王」と言われ、
水木一郎さんは「アニメソングの帝王」と言われるようになりました。
これだけ、アニメソングの強い人が
【おかあさんといっしょ】のうたのおにいさん…
普通に考えたら結びつきませんよね…!笑
卒業後
卒業後もアニメソングを中心に活動しながら、
テレビ番組やCMに出演したりもされていたそうです。
そして、現在は「水木一郎ヴォーカルスクール」をつくり、
育成に力を入れています。
代表曲は「ちょんまげマーチ」
水木一郎さんの代表曲は「ちょんまげマーチ」です。
うたのおにいさんが代わる度にクリップ撮影されているイメージがありますね!
2019年8月に放送された【60周年スペシャル】では、
かしわ哲さん・林アキラさん・今井ゆうぞうさん・横山だいすけさんが登場し、
皆で歌っていました。
うたのおにいさんたちが集結して歌う「ちょんまげマーチ」は
圧巻でしたね!
また70周年スペシャルの時も聴きたいですね!!
3代目 たいら いさお
3代目うたのおにいさんは、たいら いさおさんです。
初代うたのおにいさんである田中星児さんの卒業後、
代わって就任されました。
就任時はうたのおねえさんが2人(斉藤伸子さん・松熊由紀さん)と
うたのおにいさんが1人(水木一郎さん)がすでにいる状態。
田中星児さんの卒業に伴ってまた一人就任したことで、
うたの担当のおにいさんおねえさんの4人体制が継続になります。
2年間うたのおにいさんを務め、他の3人と同時に
4人一気に卒業します。
卒業後は童謡歌手へ
卒業してから7年後の1986年。
「日本の童謡200選」のレコーディングに参加したことをきっかけに、
童謡歌手としての活動を始めます。
そして、多くのアニメ主題歌や童謡を歌い、
1995年に【第25回日本童謡賞特別賞】を受賞します。
すごいですね!
“うたのおにいさんの活動!”という感じがします!
現在は、【おかあさんといっしょ】のうたのおにいさんおねえさんのOBと、
『童謡組』を結成。
童謡コンサートを開催したりしながら活動されています。
まとめ
うたのおにいさんが初めて登場した1970年代に
うたのおにいさんを務めたのは3人のおにいさんたちでした!
皆さん、卒業後もずっと音楽活動をされていて、
音楽への愛を感じますね♡
1980年代にうたのおにいさんを務めたのも3人です。
この後、どのようにバトンが繋がれていくのでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!