毎日親子に笑顔を届けてくれる【おかあさんといっしょ】。
メインはうたのおにいさんとおねえさんですが、
そんなうたのおにいさんとおねえさんを支える
重要な役割を担っているのが、
体操のおにいさんとおねえさんです。
(現在のあづきおねえさんより以前のおねえさんは、
”身体表現のおねえさん”として活動していた)
今回はそんな体操のおにいさんについて
まとめてみました!
目次
初代は砂川啓介さん
初代体操のおにいさんは、
砂川啓介さんです。
今はうたのおにいさんおねえさんが1人ずつ、
体操のおにいさんおねえさんが1人ずつの
4人体制が当たり前ですが、
この体制で安定するまで長い時間がかかっています。
そもそも、最初はうたのおにいさんも
たいそう(身体表現)のおねえさんもいませんでした。
初代うたのおねえさんの眞理ヨシコさんと
同時に就任したのは、
初代体操のおにいさんである砂川啓介さんだけです!!
意外ですよね!
そんな長い歴史のある体操のおにいさんを
一番最初に務めた砂川啓介さんは
どんな方だったのでしょうか?
まとめてみたので、
ぜひご覧ください!!
たいそうは『元気に一・二』
たいそうのお兄さんを務めた8年半、
ずっと『元気に一・二』という体操をされていました。
2代目・3代目のたいそうのおにいさんも、
この体操をしています。
在任中に一緒に体操のおにいさんを務めたのは2人
【おかあさんといっしょ】初期のころは、
体操のおにいさんが2人いる時期がありました。
砂川啓介さんは、
最初の2年半は一人で体操のおにいさんを務め、
その後2代目体操のおにいさん佐久間俊直さんと
4年半一緒に体操のおにいさんを務めます。
佐久間俊直さん卒業後、
代わって就任した3代目体操のおにいさん岡田祥造さんと
2年半一緒に体操のおにいさんを務め、
同時に卒業されています。
妻はドラえもんの声で有名な大山のぶ代さん
砂川啓介さんは、
体操のおにいさん在任中の1964年に結婚されています。
そのお相手が、
ドラえもんの声として有名な声優の大山のぶ代さなのです。
舞台での共演をきっかけに
交際に発展し、結婚されたそうです。
大山のぶ代さんは、
初代人形劇の『ブーフーウー』でも
声優を務められていたので、
その縁がきっかけで結婚したと思われている方も
多いようですが、
このころはほとんど接触がなかったそうです。
2017年に尿管がんにより死去
2017年7月11日早朝、
尿管がんにより80歳でこの世を去りました。
2016年4月頃から闘病されていたそうです。
当時、既に認知症を患っていた妻の大山のぶ代さんですが、
砂川啓介さんの棺に涙ぐまれていたそうです。
お二人の間に、
固い絆と大きな愛があったことが
伺えますね。
体操のおにいさんに就任される前は、
どんなことをされていたのか?
簡単にまとめてみました!
高校在学中に映画に出演
なんと、
高校在学中に複数の映画に出演されています!
『足摺岬』などの社会派映画に
出演されていたそうです。
『足摺岬』では、
主人公が恋をする女性の弟役として出演されており、
キャストの名前順で3番目に名前がありました!
高校生でここまでのメインキャストに抜擢されるなんて、
すごいですよね!
高校卒業後は『江口舞踏研究所』へ入所
高校を卒業した後、
演技の基礎をしっかり学ぶため、
『江口舞踏研究所』へ入所されました。
そこで、本格的にモダンダンスの指導を
受けたそうです。
これが体操のお兄さんになるきっかけに
なったのかもしれませんね!
(ただの予想にすぎませんが…)
卒業後の活動
卒業後は、色々な活動を
幅広くされています。
どんな活動をされていたのか
まとめました!
俳優業
体操のおにいさん卒業後は、
”元体操のおにいさんの”砂川啓介さんより、
”俳優の”砂川啓介さんと言われていることが多かったので、
メインは俳優業といって間違いないでしょう。
砂川啓介さんは、
10本ほどのテレビドラマに出演し、
映画にも3本出演されています。
今はうたのおにいさんおねえさんと
体操のおにいさんおねえさんは、
”在任中は他局の番組への出演禁止”というルールがありますが、
昔はそんなルールはありませんでした。
そのため、砂川啓介さんは、
体操のおにいさん在任中も、
2本のテレビドラマに出演されています。
今のルールに慣れている私たちからすると、
おかあさんといっしょ在任中のおにいさんが
ドラマに出ているって、
なんか不思議な感じがしますよね!笑
タレント活動
1980年から6年間、
『お昼のワイドショー』という番組で、
司会を務められていました。
1986年から1年間、
『砂川啓介、いま!朝です』という情報番組も
放送されていました。
1966年から1983年まで放送された
『どんぐり音楽会』という視聴者参加型の音楽番組でも、
司会を務めています。
なんと体操のおにいさん在任中にも、
『パイロットスター・プレゼント』という
クイズ番組の司会を務められていました。
司会って誰にでも出来るわけではなく、
かなり難しいと思うのですが、
これだけ抜擢されるということは、
かなり司会者として才能があったのでしょう。
砂川啓介さん、多才ですね~~~~!!
本の出版
砂川啓介さんは、
複数の本を出版されています。
・啓介・のぶ代のおもしろ総菜170 (1988)
・啓介・のぶ代のおもしろ酒肴 (1991)
・カミさんはドラえもん (2001)
・娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記 (2015)
「啓介・のぶ代のおもしろ惣菜170」と
「啓介・のぶ代のおもしろ酒肴」は、
妻の大山のぶ代さんと共著です。
「啓介・のぶ代のおもしろ惣菜170」が
100万部を超えるベストセラーになったため、
続編の「啓介・のぶ代のおもしろ酒肴」を
出版されたそうです。
100万部超えるって
めちゃくちゃすごいですよね…!!!!
「カミさんはドラえもん」は、
癌と闘病する大山のぶ代さんとの日々をつづった本で、
「娘になった妻、のぶ代へ」は、
認知症を患った大山のぶ代さんを介護する日々を
つづった本です。
娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記 [ 砂川 啓介 ] 価格:1,430円 |
まとめ
初代体操のおにいさんを務めた砂川啓介さん。
奥さんへの愛情があふれる温かい人で、
体操だけでなく、
演技や司会の才能も兼ね備えた
とっても素敵な方でした。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!