初めての妊娠だと、どんなことをしても問題なくて、どんなことをしてしまうとお腹の赤ちゃんによくないのか分かりませんよね。
この記事では、どんな行動がママの体やお腹の赤ちゃんに影響を与えてしまうのか、分かりやすく説明します!
目次
妊娠中のNG行動!
妊娠中にやってはいけない絶対に避けてほしいNG行動を6つご紹介します!
重いものを持つ
”妊娠中は重いものを持ってはいけない”というのはよく聞きますよね。でも、”重いもの”と言われても重さの感じ方は人それぞれ違います。10㎏を重いと捉える人もいれば、軽いと捉える人もいます。
「重いの目安が分かんない!」そんなあなたに、妊娠中に持つにはNGな重さの目安を教えちゃいます♪それは、お腹に力が入らないと持てないような重さはNG!ということです。
お腹に力が入ってしまうと子宮が収縮し、赤ちゃんが苦しくなってしまいます。”重たい物を持ってはいけない”と言われる理由は、”重たい物を持ってお腹が力に入り、赤ちゃんを苦しませてはいけない”からです。
このように理解出来れば、重めの物を持つ時目安が分かりやすく、困りませんよね♪ただ、私は妊娠中、スーパーで少し多めに買いすぎてしまった時、「重いな~」とは思いましたが無理して家まで運んでしまい、お腹が張り、岩のように固くなってしまったことがありました。お腹に力を入れずに持てる重さでしたが、やはり少しの無理でも続けばお腹に影響します。「少しなら大丈夫かも」と油断せず、重さだけでなく持ち続ける時間もしっかり考えた上で無理せず行動してくださいね♪
自転車に乗る
自転車に乗る行為自体がお腹を圧迫するわけではありません。しかし、妊娠中は集中力が著しく低下し、反射神経がかなり鈍くなります。そのため、何かあった時、とっさの判断が出来ず危険な目に遭う可能性が高いためNGです。
急ブレーキをして前につんのめり、ハンドルに思いきりお腹をぶつけてしまったり、自転車ごと倒れてしまったりしたら…考えるだけで冷や汗もんですよね。
お腹の赤ちゃんを危険にさらさないため、出来る限り妊娠中は自転車に乗るのを控えましょう。
車の運転
車に乗ること自体がお腹やお腹の赤ちゃんに悪影響があるわけではありません。シートベルトもつけ方をしっかり守ればお腹を締め付けず、何も問題はありません。NGな理由は自転車同様、集中力が低下することで反射神経が鈍くなり、とっさの判断が出来なくなることです。
更に、妊娠中は眠くなりやすいので、かなり気を付けないと居眠り運転をしてしまう可能性も!こんなに色々気を付けなければいけないことがあると、運転中ずっと緊張状態になってしまいます。緊張はお腹の赤ちゃんに伝わり、お腹の張りの原因にもなります。車の運転もよほどの理由がない限りは避けましょう。
サウナ
サウナがNGって意外にあまり聞かないかもしれませんが、NGですよ!サウナは高温の中にずっといることで、ママと赤ちゃん両方の心臓に負担がかかります。更に、汗をかきすぎて脱水状態になってしまうことも!妊娠中は絶対サウナに入らないように!
ホットヨガ
「えっ!?妊娠中のヨガってむしろ良いんじゃないの!?」と思っているそこのあなた!心身共にリラックス出来て良いんですよ♪ヨガは!!
妊娠中にNGなのはホットヨガです!ホットヨガはかなり大量の汗をかきます。妊娠中は体にたくさんの変化が起こるため、普段より多くの水分が必要になります。
そんな中ホットヨガでたくさん汗なんかかいちゃうと、脱水症状になってしまいます!ヨガをするならマタニティヨガにしてくださいね♪
マッサージチェア
これまた少し意外かもしれませんが、マッサージチェアもNGです!説明書にもはっきりと”妊娠中の方のご利用はお控えください”と書いてあるそうです。
NGの理由は、長時間の振動でお腹に力が入り、子宮が収縮しやすくなること。そして足や腕を過度に締め付けられ、血液の流れが悪くなり、赤ちゃんに酸素がスムーズに運ばれなくなること。そして、ひょんなことからお腹など圧迫してはいけない所を圧迫してしまう事故が起こる可能性があること、です。
自分で体をほぐしたり、お腹を圧迫しない体制でマッサージを受ける分には問題ないので、どうしても体が凝っている場合は、機械ではなく人を頼るようにしましょう♪
NGだと思われがちだけど意外にOKな行動3つ!
次に、NGだと思われがちですが意外にOKなんだよ!という行動を3つ、ご紹介します!
うつぶせで寝る
うつぶせで寝るのって、お腹を圧迫してしまいそうな気がして、妊娠中はあまりしない方が良いように感じますよね。もちろん、お腹が大きくなってからはしちゃダメですよ!というより、物理的に出来なくなってしまいますが…
お腹が大きくなるまではうつぶせ寝はお腹に影響はありません。妊娠中は睡眠が浅くなってしまいがちですので、”うつぶせで寝るとよく眠れる”ということでしたら、お腹は気にせずしっかりと睡眠を摂ることを優先しましょう!
ただ、前述したとおりお腹が大きくなってくると物理的にうつぶせ寝は出来なくなるので、徐々にうつぶせ以外の寝方でもぐっすり眠れるよう練習することをオススメします!
抱き枕やクッションで体を支えながら寝ると、徐々にうつぶせから横向きに寝る事にも慣れてきます。お腹に負担をかけないうつぶせ寝やシムス位(妊婦さんにオススメの寝方。横を向き、下になる足を伸ばし上になる足を曲げて膝を床につける)が楽に出来る抱き枕もあるので、どうしても難しい場合は利用することをオススメします♪産後は授乳クッションになりますよ!
価格:4,290円 |
上の子に授乳
妊娠中に授乳すると、”子宮を収縮させるホルモンが分泌される”ため、妊娠したら断乳しなければならない、という話をよく聞きますよね。この際に言われているホルモンは”オキシトシン”のことを指すのですが、妊娠初期の段階では授乳をしてもオキシトシンは子宮にあまり影響を及ぼしません。そのため、無理に断乳する必要はないのです!
無理に断乳してしまうと、上の子の精神が不安定になり、過度に甘えてくるようになったり夜泣きの原因になってしまったりします。
妊娠初期はつわりで苦しんでいたり、常に眠気に襲われていたりと、なかなか上の子の面倒を全力で見てあげることが出来ませんよね。
そんな中いつも以上にベッタリ甘えてきたり、わがまま放題になったり、夜泣きが始まったりしてしまうと、あなたが倒れてしまいます。妊娠6ヶ月頃から、オキシトシンが子宮に影響を与えやすくなるので、妊娠6ヶ月頃までに断乳出来るように徐々に進めていきましょう♪
新幹線や飛行機を利用する長距離移動
新幹線で何時間も座りっぱなしでいることや、飛行機の気圧など、なんだか妊娠中はお腹の赤ちゃんにとってあまり良くなさそうなイメージですが、問題ありません。
ただ、血栓症には気を付ける必要があります!!妊婦さんは、一般の人と比べて5倍も血栓症が起こりやすいと言われています。血栓症になると、呼吸困難になってしまったり、最悪死亡してしまう可能性もあります。
血栓症にならないよう、乗車中は意識的に手足をこまめに動かすようにし、水分をたくさん摂り、トイレに定期的に行くようにしてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?妊娠中って、分からないことがたくさんありますよね。初めての妊娠だと特に!!妊娠中は出来ることも限られてしまいますが、可愛い可愛いわが子のためだと思うと我慢できますよね♪
何かと辛いことも多い妊娠期間ですが、人生の中で”妊娠している期間ってめっちゃ一瞬でめっちゃレア”です!!そんなレアなマタニティライフ、可能な限り満喫してくださいね♪最後まで読んで頂き、ありがとうございました!